京大生ワンピース考察ブロガーのげえてです。
ワンピースの要となる「悪魔の実」ですが、謎が多いです。
悪魔の実の存在自体が何かの伏線の可能性大なので、徹底的に考察してみます。
悪魔の実の能力者は海に嫌われる
悪魔の実の能力を手にすると、泳げなくなります。というか、力が抜けて思うように体を動かせなくなるようです。
しかし、海に浸かると全く能力が使えなくなるわけではありません。
青キジは海に手を入れて凍らせてますし、ルフィは海中でエレファントガンを使ってクラーケンを仕留めてます。
海の成分を固形化した海楼石や、モリアがカゲカゲの実の力で作ったゾンビの弱点である塩のよう、海そのものでなくてもいいようです。
悪魔の実は、海に相対する存在なんですね
動物から人工物まで能力は多岐にわたる
悪魔の実は3つの種類に分けられます。
・ロギア系
・ゾオン系
・パラミシア系
です。
気になる点は、ロギア系は自然現象という、自然に元からあるものの能力なのですが、パラミシア系には、Mr3の「ドルドルの実」やカポネ・ベッジの「シロシロの実」のように人工物の能力もあるということです。
人工物の能力があるということは、元から自然にあったものではないということでしょうか?
悪魔の実は大昔に人が作った兵器なのかもしれません。
ゾオン系でも気になる点があります。
ジャックの「ゾウゾウの実・モデルマンモス」や、ドレークのティラノサウルスのような古代種があることです。
大昔の生物をモデルにしたゾオン系悪魔の実が存在するということは、昔から悪魔の実はあるということなのでしょうか?
それに、マルコのフェニックスやセンゴクの大仏などの幻獣種のように、この世に存在しない生物でさえ悪魔の実の能力が存在するというのは疑問です。
最初は、
悪魔が光に宿る → ピカピカの実が生まれる
というように、大昔悪魔がいて、それが何かしらの生物や物体(動物や自然現象、人工物)に宿ることで、自然現象、人工物から動物までさまざまな悪魔の実の能力が生まれると思ってました。
しかし、幻獣種という「この世に存在しない」能力があるので、その仮説は正しくありません。
ということは、悪魔の実は人間が作ったということもあり得ます。
幻獣種は人間の頭にある想像を具現化したものなのかもしれません。
悪魔の「実」というからには、ある「樹」から生み出されるという説もありますが、それにしては人工物の悪魔の実が多すぎる気がします。(オペオペの実とか完全に人間の営みだし)
ポイント
・人工物の能力もある
・古代種があるから昔からある?
・幻獣種という「存在しない生物」の能力はなんである?
・悪魔の実は人間が作った?
・悪魔の実が宿る木があった?
悪魔の実の伝達条件
悪魔の実には「伝達条件」があって、それはベガパンクによってすでに解明してるのだとか。
・悪魔の実 → 人間
・人間 → 悪魔の実
・悪魔の実 → モノ
・モノ → 悪魔の実
と「伝達」するのには「条件」を満たさなければいけないということ。
スマイリーの悪魔の実の悪魔が、近くにあるリンゴに宿ったように、「近くにある」とか条件はそんなものなのかもしれません。
悪魔の身は能力者が死んだ後、この世のどこかにまた生まれるらしいので、伝達条件は「近くにある」とかそんな単純なことではないように思えます。
能力者が死んだ後、悪魔は浮浪してまたどこかの実に宿るということでしょうか?
能力者は悪魔の実を食べることで悪魔の能力を得ます。食べたことで、体のどこか(=心臓?)に悪魔が宿ると考えるのが自然です、
ベガパンクは、その「伝達条件」を「モノ」に満たすことで、モノにも悪魔の力を宿わせることに成功したのでしょう。
ティーチは、白ひげの死体から何かの能力(おそらくヤミヤミの実の悪魔の実を引きつける力)で、グラグラの実の力を奪いました。
ティーチは、「悪魔の実の伝達条件」を知っていたのかもしれません。
悪魔の実を食べたモノ
モノに悪魔の実を「食わせる」と表現してますが、モノに口はなく、食べることができないので、モノに悪魔の実を「宿わせる」という表現が正しいと思います。
今まで出てきた「悪魔の実を食ったモノ」は
・ファンクフリード
・ラッスー(Mr4のイヌ)
・スマイリー(シーザーのペット)
です。
ファンクフリード
ファンクフリードは。ゾウゾウの実を食べた剣でした。
Mr4の犬
ラッスー(Mr4の犬)は、イヌイヌの実モデルダックスフンドを食べた銃でした。
スマイリー
スマイリー(シーザーのペット)は、サラサラの実モデルアホロートルを食べたゲル状有毒ガスでした。
共通点はみんなアホそうだということ。
人間の指示がなければ、戦闘には使えません。
悪魔の実の悪魔自体はアホで、宿って人間に使われることで初めて真価を発揮するのかもしれません。
悪魔の実はもともと何に生えてたか?
もしかしたら、宝樹アダムもしくは陽樹イブにもともと生えていたのかも。
悪魔の実の仮説
ワンピースで出てきた悪魔の実の情報を元に、悪魔の実の仮説を考えました。
昔、月に文明が栄え、月の住民たちは高度な技術で特殊能力を備える悪魔の実を作った。
幻獣種は月にいた生物を元に作られた。
月の住民は、月の資源不足により地球へ侵略しにいった。
悪魔の力で地球の住民たちを蹂躙。地球に降りてからも、そこの人工物や動物をモデルに悪魔の実を作り続けた。
悪魔の実が地球の海に弱いのは、月に海がないためである。
侵略されるのを地球側も黙っておらず、20の国(後の世界政府)が連携して、月の住民に対抗する。
激しい戦いの末、月の住民たちは王国の連合軍に敗北。今後の脅威となるため、悪魔の実の能力を宿す月の住民たちを殺しまくった。
宿り主を失った悪魔たちは、世界中に散らばり、木の実に宿った。これが悪魔の実である。
コメント
黒ひげはヤミヤミの力で悪魔を吸い寄せたのだと思っていました。
闇水は能力者の実体を正確に引き寄せます。逆にいうと、無能力者は引き寄せることができないということです。能力者と無能力者をどこで見分けるのか、それはやはり悪魔でしょう。
体のどこに悪魔が宿るのかは分かりませんが、ブルックに内臓があるように、エースが胸から引き寄せられているように、心臓だと予想します。
また余談ですが、ブルックは口から魂を出しています。そして魂になっても体からは切り離されてないのです。ひものようにずっとつながっていました(ホーディにつかまったところの描写)。このことからやはり悪魔は心臓に宿るのかと。魂に宿るなら完全に体と切り離しても大丈夫だろうし、多重人格で魂が複数あるとかは体が異形とはいわないし。
はい、そして、黒ひげは闇水で悪魔のみを引き寄せてグラグラの能力を手にすることができ、「体が異形」とのことから心臓が2つあるため悪魔も2体宿すことができたのではないか、と考えていました。
しかし、能力者狩りがあります。バージェスは1人で能力者狩りをしていました。しかもバージェスは殺して奪おうとしていました。人は死ぬと悪魔の実はどこかで生まれます。殺してしまうと悪魔がどこかへ行ってしまい、能力は奪えなくなるのではないかと思いました。生け捕りで、黒ひげのところに連れていっているのかと。
なので、ヤミヤミの力で能力を手にしたのは違うのかも。
なぜ単独でも能力者狩りができるのか分からないです。
細かくいうと、死の概念なんかも関係してくるのかな、とも考えています(あのとき、白ひげは死んでいたのか→どのくらいすると死となるのか→人は死んでからも内臓などは少しは活動しているので→あと尾田さんは「死」にこだわりがありそうなので)。
結局分からないというコメントですみません。
深い考察!勉強になりました!