カイドウが言う「纏う覇王色」を扱う「ひと握りの強者」は誰なのか。
まず、「纏う覇王色」について考察します。
「覇王色の衝突」「触れない武装色」との違い
普通の「覇王色の衝突」は、
・黒い細めの閃光エフェクト
・同心円状の衝撃波
・弱者の気絶
・雲が割れ、波が荒立つ(四皇クラスのみ)
のみです。
また、「触れない武装色」は触れずに間接的に武装色をぶつけ、内部から破壊するだけで、黒い閃光のエフェクトはありません。
纏う覇王色の条件
普通の「覇王色の衝突」の描写に加え、
・黒い太めの閃光エフェクト
・素手・武器が「触れない」
があるようです。「触れない武装色」に覇王色を上乗せしたものだと思われます。
「纏う覇王色」のみがカイドウ・ビッグマムに「深い」ダメージを残せる?
対カイドウ戦前半で、赤鞘9人男、ルフィ、ゾロ、キラーがカイドウに与えたのは「浅い」ダメージでしかないと思います。カイドウにとってはかすり傷程度。
それは以下の発言からも分かります。
「深い」ダメージを与えたと思われる描写は、ルフィの「纏う覇王色」攻撃、ゾロの「鬼気九刀流阿修羅抜剣亡者戯」、光月おでんの「桃源十拳」。
ドン・チンジャオの発言の本当の意味
この発言、「覇王色の資質ない海賊は組織力ないから新世界じゃ勝てまて〜ん」という意味ではなく、「覇王色を纏える可能性のない海賊は四皇(主にカイドウ・ビッグマム)に勝てないから頂点には立てまて〜ん」という意味だったんでしょう。
ロジャーの時代を生きたドン・チンジャオは、ロジャーや白ひげが覇王色を纏えたことも知っていたはずです。
黒刀=纏う覇王色が染み付いた?
黒で連想するのは「武装色」。しかし、覇王色も黒色であることが判明しました。「黒刀=武装色が染み付いた」というのはミスリードで、本当は覇王色が身についたものなのじゃないでしょうか。
だとしたら、ミホークもリューマも覇王色を使える可能性が高いですね。
もしかしたら、カイドウの棍棒も、ロックス海賊団の見習いの時は銀色だったのかも。そして、黒を帯びて「最上大業物」に成ったのかもしれません。
覇王色を纏えるほぼ確定メンバー
当たり前ですが、覇王色を扱える者にしか覇王色を纏えません。覇王色持ちメンバーは以下。(確定じゃないけどほぼ確定してるのも含みます)
・モンキー・D・ルフィ
・ポートガス・D・エース
・ドンキホーテ・ドフラミンゴ
・ユースタス・キッド
・シャンクス
・シルバーズ・レイリー
・エドワード・ニューゲート(白ひげ)
・ボア・ハンコック
・ドン・チンジャオ
・シャーロット・リンリン(ビッグマム)
・シャーロット・カタクリ
・光月おでん
・センゴク
・ゴール・D・ロジャー
・ロロノア・ゾロ
・カイドウ
・ロックス・D・ジーベック
・ダグラス・バレット
まず、「カイドウと戦えるわずかな猛者達」のメンバー(ロジャー、白ひげ、シャンクス、ロックス、光月おでん)はほぼ確定で入っていると思います。もちろんカイドウは確定です。そして今回のバトルで覚醒したルフィも確定でしょう。
カイドウと同格の四皇・ビッグマムも当然纏えます(1012話で判明)。纏えないと、鬼ヶ島でのどつき合いで力負けしていまいますからね〜。
そして今回「鬼気九刀流阿修羅・抜剣亡者」でカイドウを斬り伏せたゾロも覇王色を纏えるのはほぼ確定でしょう(おでん同様、纏ったからこそ深いダメージが通ったと予想)。「阿修羅」シリーズは覇王色で相手に阿修羅の幻覚を見せる技だったのでしょう(これ当てたMONSTER JOHNはすごい)。
まとめると、覇王色を纏えるのは以下。
・ロジャー
・白ひげ
・カイドウ
・光月おでん
・ロックス
・シャンクス
・ビッグマム
・ルフィ
・ゾロ
覇王色を纏える可能性が非常に高いメンバー
ガープ
大昔、ロックス海賊団を潰し、その後、ロジャーや白ひげと渡り合い、実は作中最強と噂されるガープ。当然使えるはずです(使えなきゃロジャー・白ひげとガチ喧嘩できないはず)。
黄猿も赤犬もキングもクイーンもダメージを通せなかった不死鳥状態のマルコに、ダメージを通せたのは覇王色を纏っていたからなのかもしれません(ただ、閃光エフェクトがなく、武装色がマルコより遥かに上だっただけ説もあります)。
センゴク
ガープとともに、ロジャーの時代に最前線で大海賊と戦ってたセンゴクなら当然もってる者と思えます。
ロジャーから名指しされるくらいですからね〜。ロジャー、センゴク、白ひげ、ガープは「纏う覇王色」を扱えると言う点で、同格なのだと思います。ただ、「纏う覇王色」を扱えるキャラは他にもいるので、もう1段階上の覇気の使い方がある可能性大。
ドラゴン
ガープ、ルフィが覇王色もちなので、間のドラゴンが覇王色を持ってるのは確実。未だ戦闘シーンがないドラゴン。「纏う覇王色」くらい使えないとガッカリですね〜。
本気で世界政府を潰す気なら、三大将、赤犬、CP9を圧倒できる「個の強さ」は絶対不可欠なので、持ってるでしょう。持ってるからこそ世界政府は彼を「世界最悪の犯罪者」と異常なまでに警戒しているのでしょう。
レイリー
・覇王色持ち
・「触れない」武装色を使える
・「纏う覇王色」を扱うロジャーから盗める
と「纏う覇王色」を扱える条件はすべて揃えるように思えるレイリー。おでんはロジャーから技術を盗んだのだと思います(ルフィもカイドウから盗んでますし)。
同じ海賊団のレイリーも使える可能性が非常に高い。しかし、使えるなら疑問があります。「纏う覇王色をなぜルフィに教えなかったのか?」
考えられる原因は以下。
・修行段階のルフィでは早すぎて教えても無駄だった
・そもそも「実戦の窮地」でしか身につけられない
おそらく後者でしょうね〜。
バレット
「ONEPIECE STAMPEDE」での最後のルフィ対バレットの一騎打ちの描写をみてください。
武装色は黒色のはずなのに、青色を纏ってますよね。「黒い太めの閃光エフェクト」「素手・武器が「触れない」」という条件どちらも満たしてませんが、ロジャーから盗んだ「纏う覇王色」という可能性もワンチャンです。(ルフィが赤だから対比させたといえばそれまでですが、、)
わざわざググッと力入れてますし、ルフィとのラストスパートに向けて準備したって感じですし、「纏う覇王色」でトドメを刺そうとしたのではと。
ミホーク
ゾロの師匠であるミホーク。ゾロが使えるならミホークも使えないと示しがつきません。そもそも使えるシャンクスと対等なら使えないと押し負けてしまうでしょう。
霜月リューマ
ワノ国の昔の大剣豪リューマ。もし、黒刀が「纏う覇王色」を使い続けた結果だとしたら、リューマも当然使えるはずです。
今のゾロよりは確実、下手したらミホークよりも強い可能性もあるリューマなら必ずつかえるはず!
コング
海軍を引っ張ってきたガープやセンゴクが覇王色を持ってるなら、元海軍元帥のコングも持ってると考えるのが妥当です。
ロジャーやロックスの時代に現場に出てたはずですから、「纏う覇王色」なしじゃ話にならないと思います。
エリザベロー2世
彼の伝家の宝刀「キングパンチ」ですが、黒い稲妻のエフェクトがあるので、纏う覇王色という可能性もワンチャン。エリザベローは王様ですし、覇王色を持っている可能性は高い。直接触れずにぶっ飛ばしているので「触れない武装色or覇王色」なのは確実。
名前もキングですし、「覇王」を連想させます。
「当たりさえすれば四皇をも打ち沈める」というのが真実なら、「纏う覇王色」以外考えられません。であれば、キングパンチを防いだバリバリの実は「纏う覇王色」より上ということが確定していまいます。
まとめると「纏う覇王色」を使える(見込みも含めて)のは以下。(長いです。)
・ロジャー、白ひげ、カイドウ、光月おでん、ロックス
・シャンクス、ビッグマム
・ルフィ、ゾロ
・ガープ、センゴク、コング
・ドラゴン、レイリー、バレット
・ミホーク、霜月リューマ、エリザベロー2世
結構いてワロタ!この中での頂点が海賊王なので、もう1段階上の覇気の使い方があるんじゃないかと筆者は予測しております。
これから覇王色纏えるようになるキャラ
これから覇王色を纏えるように成長しそうなキャラは以下。
・黒ひげ
・ユースタス・キッド
・ヤマト
一人一人考察していきましょう。
黒ひげ
ワンピースの「裏主人公」的存在の黒ひげ。初登場は無名、そこからの「成り上がり」が描かれるキャラはワンピースでは非常に稀。筆者の知るところでは、麦わらの一味とコビーと黒ひげくらいです。
四皇なので当然覇王色を身につけているはずです。
もし、ルフィと黒ひげがぶつかる運命のはずです。「纏う覇王色」を身につけていなければ、対カイドウ戦で「纏う覇王色」を身につけたルフィと対抗できるはずもありません(というか、バトルが盛り上がらない)。
レイリーは「極限でこそ覇気の使い方は身に付く」的な発言をしてましたが、その相手は、ルフィにとってはカイドウです。「纏う覇王色」を操るキャラなのは確定なので、黒ひげにとってはシャンクスもしくはビッグママになるのかなと予想してます。
ユースタス・キッド
対カイドウ戦でゼウスの閉じ込めくらいでしか貢献していないキッド()。覇王色持ちで、ルフィのライバル?的な存在なので彼がビッグマムとの戦いで、「纏う覇王色」を身に着けるという可能性はあります。
ヤマト
既に「触れない」武装色を身につけているヤマト。カイドウの血筋なので、覇王色ユーザーの可能性が高い。
描写から「黒い太めの閃光エフェクト」も確認できますし、カイドウとの戦闘でちゃっかり「纏う覇王色」も身につけちゃったりしちゃってて。もしヤマトがルフィの仲間もしくは傘下になるなら、ものすごい戦力アップです!
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