何故シャンクスは腕を食われたのか？理由を徹底分析してみる【ワンピース考察】

京大生ワンピース考察ブロガーのげえてです。

シャンクスが近海の主ごときに腕を千切られたあの一件、これはもはや事件です。

そこで、何故シャンクスは腕を食われたのか？理由を徹底的に分析してみます。

近海の主の強さ

そもそもシャンクスが腕を千切られたのは、近海の主がめちゃくちゃ強かったのではないか？と疑う人っていると思います。確かにルスカイナ島にはコングガンが効かない動物がいますし、ワンピースの世界では強い動物は結構います。

ワンピース1巻1話より引用

しかし、２年前のフーシャ村を出たばかりの、ギア２も覇気も習得していないルフィにワンパンでぶっ飛ばされてます。

海王類のように巨大な体格を持つわけでもなく、ただただ弱いですね。これで近海の主は強いという線は完全に消えました。

シャンクスが強い設定は最初の頃からあった

近海の主が強いなら、腕を千切られたのは、その頃はまだシャンクスが弱いという設定だったんじゃないか？と思うかもしれません。しかし、そんなことはないです。

ワンピース1巻1話より引用

ルフィを助けた直後に、覇王色の覇気で近海の主を威圧してます。ここから１巻の時点で覇王色という設定があること、そして近海の主がシャンクスの覇王色で逃げる程度の弱さということが分かります。

ワンピース3巻19話より引用

そして、見習い時代の過去編で、バギーは「てめえの戦闘の腕だけは買ってんだ」とシャンクスを称してます。このことから、１２年前（ルフィがフーシャ村にいた頃）より前の２５年以上前の見習い時代からシャンクスは強かったということが分かります。

以上より、近海の主に食われた時点でシャンクスが十分強い設定だったと言うことが分かります。

つまり、そんなシャンクスが弱い近海の主に腕を食われたのは、ミスではなく意図的な演出で、何かの伏線である可能性が高いということです・

シャンクスは能力者だから食われた？

伏線としてあり得るのは、シャンクスが能力者だったということ。１巻の時点で悪魔の実は登場していて（ルフィが食べた）、泳げなくなるという設定も登場してます。つまり、悪魔の実という設定は後付けにはなり得ないです。

ワンピース1巻1話より引用

シャンクスがルフィを助けた時、シャンクスは海にどっぷり浸かってます。海に浸かって力が思うように出せず、それでもギリギリでルフィを助けることができたが腕を食いちぎられてしまったのではないしょうか？

さっき示したようにシャンクスが強いという設定はこの時からありましたし、そんなシャンクスが腕を食われる理由はこれくらいしかないと思います。

シャンクスは瞬間移動の能力？

シャンクスが能力者なら、１つ能力に心当たりがあります。それは瞬間移動の能力です。ローのルームのようなイメージです。

ワンピース1巻1話より引用

ワンピース59巻579話より引用

上の２つのシーンですが、前のシーンでシャンクスの人影や予備動作は一切なく、シャンクスが突然出てきた感が否めません。演出と言ってしまえばそれまでですが、かなり不自然です。

そもそも、シャンクスが能力者ならどうやって泳いできたのか？という疑問がありますし、船から瞬間移動の能力で移動してルフィを助けた可能性が高い。ちょうど噛むタイミングだったから、腕を食われたのかも。

あと１つ気になるのは、「シャンクスはどうやって五老星のいるパンゲア城の権力の間に行ったのか？」という点です。

正攻法でパンゲア城に行くには、まず政府のポンドラ（シャボン玉のリフト）に乗って許可を得てパンゲア城への門をくぐらなければいけませんが、立場上海賊のシャンクスにそんな許可が出るとは到底思えません。

もしかしたら瞬間移動の能力で、権力の間に突然現れたのかもしれませんね。