京大生ワンピース考察ブロガーのげえてです。
「最悪の世代」の1人であり、元海軍少将のX(ディエス)・ドレーク。親子2代揃って海軍→海賊という異色の経歴をたどっています。
そんな謎だらけのドレークの謎と真の狙いを考察していきます!まずはドレークのプロフィールをおさらいしましょう。
ドレークのプロフィール
名前 | X(ディエス)・ドレーク |
懸賞金 | 2億2200万 |
異名 | 赤旗 |
所属 | バレルズ海賊団→海軍本部→ドレーク海賊団→百獣海賊団、最悪の世代 |
役職 | 元海軍本部少々、元ドレーク海賊団船長、百獣海賊団”真打ち”飛六胞 |
能力 | 動物系古代種リュウリュウの実モデル”アロサウルス” |
使える覇気 | 武装色 |
身長 | 233cm |
出身地 | 北の海 |
武器 | サーベルとメイス |
過去 | ドフラミンゴに実父を殺された |
戦闘力評価 | 不明 |
今後物語の鍵となりそうなのは、「北の海出身」という点。
コラソン(ロシナンテ)が言及していた「北の闇」と何か関連がありそうです。
「北の海」出身のその他の主要キャラは以下。
・ヴィンスモーク家
・トラファルガー・ロー
・バジル・ホーキンス
・サカズキ(赤犬)
・クザン(青キジ)
・ベラミー
共通点としては、「強い」くらいでしょうか。「東の海」と違い、強者じゃないと生き残れない環境なのかな?ちなみに、ドフラミンゴが最初に拠点にしてたのは北の海。彼が目をつけるということは、何か深い闇がありそうですね。
また、戦闘力に関していうと、2年前の時点でウルージとキラーのケンカを止めたり、パシフィスタ(試作品)にぶっ飛ばしたりと、かなり高い印象。現在では武装色の覇気を身につけており、懸賞金2億超えのカリブーを瞬殺。百獣海賊団”真打ち”最強の六人である”飛六胞”に名を連ねており、「最悪の世代」の中で上の方の実力だと予想されます。
カイドウの部下を襲った理由は?
2年前、新世界突入直後に、ドレークは四皇カイドウの部下だと知りながら、スコッチを襲いました。ここでドレークの意図として考えられるパターンは以下の2つ。
①カイドウの首を取ろうとしていた
②カイドウの傘下に入ろうとしていた
①から見ていきましょう。
最悪の世代の一員であり現在海賊であるドレークが、四皇の首を取ろうとするのは自然です。しかし、賢そうなドレーク(趣味:天体物理学)がおそらく四皇最強であるカイドウの首を取ろうとするとは考えにくいです。
ルフィやキッドのように、考えなしに特攻していくタイプとは思えませんし、四皇の中で「世界最強の生物」と言われるカイドウに喧嘩を売るのは自滅行為だと言えます。となると①のパターンの可能性は薄いと思います。
それで、②のパターンが濃厚になってくるわけです。
ドレークは元海軍少将ですから、新世界の海賊事情は知っている可能性が高い。「新世界で生き延びるには四皇の傘下に入るのが一番」という事実を知っていた彼は、カイドウの部下・スコッチを倒し実力を示すことで、彼の傘下に入ろうとしたんじゃないでしょうか。
現に現在カイドウの部下です。しかも「真打ち」の「飛六胞」というそれなりの地位を与えられてますし、忠誠心は高そう。②のパターンが濃厚です。
しかし、一つ気になる点があります。
入団の時期は”1年”以上前
ワノ国編笠村の「天狗山飛徹」曰く、ドレークがカイドウの軍に入ったのは、1年以上前だそうです。しかし、ドレークがスコッチを襲ったのは2年前。もし、その時にドレークが加入したなら、「2年以上前」と言うはずです。
つまり、ドレークがスコッチを襲った時期とカイドウの傘下に入った時期に1年弱の空きがある可能性が高い。
それが本当だとしたら、彼は”空白の1年弱”の間に何をしてたんでしょうか?考えられるパターンは以下。
①囚人採掘場に囚われていた
②カイドウから逃げていた
①は、ルフィやキッドのように牢に閉じ込められたパターンです。拷問を受けて戦意を失ってしまい、強制的に傘下に入れられてしまったのでしょう。2年前の時点で懸賞金2億超えなので、カイドウに戦闘力を買われててもおかしくありません。
②は、スコッチを倒したドレークは、カイドウの刺客から追われ、ついに捕まって観念したというパターン。管理人は、「ロッキーポート事件」にドレークが関与していると予想しており、追われていた間にロー、ホーキンスと共謀して起こしたものと思われます。
海軍をやめて海賊になった理由は?
そもそも海軍を辞めても、海賊になる必要はありません。海賊になれば、元いた海軍から追われる身になるわけですし、海軍の内部情報を持っている分、他の海賊より狙われやすくなります。海軍から海賊に身を落とすことのデメリットはかなり大きいです。
にも関わらず、ドレークは海賊になりました。リスクを背負うわけですから、何か成し遂げたい「海賊という立場でしかできないこと」があったはずです。
この記事で、クザン(青キジ)が黒ひげ海賊団に入った理由が「ラフテルに行って世界の歴史を知るため」なのではないかという考察をしました。
ドレークも同じように、海軍の上司である世界政府の運営体制に疑問を持ち、ラフテルに行って世界の歴史を知るために海賊になったんじゃないでしょうか?
海軍に所属したままだと、世界政府にとって都合の悪い歴史が隠されてるラフテルに行くことはできません。なので、カイドウを「ラフテルに一番近い海賊」と見込み、傘下に入ったんじゃないでしょうか?
あるいは、実は完全には海軍を辞めてないという説もあります。
実は海軍をやめていない?
ドレークは海軍を辞めておらず、スパイとして海賊界に潜り込んでるという可能性もあります。
しかし、シャボンディ諸島で元同僚である大将黄猿に普通に蹴られてます。もし味方ならこんなに派手に蹴るのはおかしいですね。
そこで、「ドレークはCP0として百獣海賊団に潜り込んでる」という説はどうでしょうか?
元帥サカズキがドフラミンゴの七武海脱退が誤報だと知らなかったことから、海軍本部とCP0が別行動してることが分かります。ドレークがCP0として潜り込んでるということを、海軍本部側は知らないという可能性はあります。
黄猿がドレークが政府のスパイと知らなければ、蹴っ飛ばしたとしてもおかしくありません。
CP0のステューシーは、四皇ビッグマムのお茶会に潜り込んでいました。同じようにドレークは四皇カイドウに潜り込んでるのでしょう。
クザンもCP0として潜り込んでる可能性もあり、世界政府は四皇に1人ずつスパイを送り込んでるということもあり得ます。
・カイドウ→ドレーク
・ビッグマム→ステューシー
・黒ひげ→クザン(青キジ)
・シャンクス→?(ロックスター?)
スパイの仕事としては、「海賊界の動向把握」「崩壊の可能性の模索」などでしょうか。四皇を崩壊させようとスパイを送り込んで情報収集してるが、盤石すぎて落とせてないという感じなのでしょう。
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